頚椎症性神経根症・闘病メモ・備忘録 ③

2023.06.12

2015年9月10日午後、手術前日、病院のコンビニで必要なもの買い出し(タイツみたいなソックス、おむつ、頸椎カラーに巻くガーゼ)

受付を済まして病棟に入ってから説明を受けてからこれといってすることはありませんでした。

本を持参しましたが読む気になりませんでした。

病院のWifiが使えたのでただボーっとスマフォを眺めていました。

恐怖心は無いつもりでしたがこの晩は全く眠れませんでした。

9月11日 AM8:30頃看護師さんが迎えに来る。

ベットごと運ばれるのかなと思ってましたが、歩いていくらしい。

エレベーターを降り、手術室入口の扉の前で家族と別れる。

扉の向こうが手術室と思って緊張しましたが、ひたすら続く通路でした。

一番奥なのかなと思われる手術室に案内され、執刀医(主治医)の先生によろしくね、と挨拶され緊張が高まりました。

手術台に横たわり全身麻酔の準備、先生から 麻酔を入れます、痛くなるけど心配いりませんと言われ、少しして 本当だ痛い、なんで痛くなるんだろう・・・、ここから先の記憶はありません。

終わったよ、先生に呼ばれめを覚ましました。本人的には麻酔を入れてからあっという間の感覚です。PM3:00頃に終わったのですが家族的には外出も制限されたそうで疲れたみたいです。

全身麻酔をしたせいなのか面会時間が終わるころまですごーく力の抜けた状態でした。

感覚が戻ってくると、フットポンプ(マッサージ器?)が異常に苦痛に感じられ、体を動かしたとき頸に激痛が走りました。唾を吞み込もうとした時に、喉にも激痛が走りました。

眠れる状態には程遠く、苦痛で幾度となく看護師さんに姿勢を変えてもらい、フットポンプ外してと無理を言ったりかなり迷惑を掛けました。ごめんなさい。

翌朝たぶんAM10:00頃、血抜きの管以外のフットポンプ、尿の管が外され解放されましたが、頸の激痛、喉の痛みはそのままで、起き上がれない水も飲めない状態でした。

数日で喉の痛みは和らいできましたが、頸の痛みは変わらず、起きる/寝転ぶの動作は約2週間の入院中苦痛でした。

リハビリはあるもんだと思っていましたが、無いといわれ運動は格闘技以外(頸に負荷がかからない)ならOKと言われました。まずは歩くことから始め病棟の階段をB1から13Fまで上り下りしてました。

頸を傾けることができないだけなのですが姿勢がいいねとよく褒められました。

頸の激痛のおかげか術前の症状は消えていました。